SEO業者 vs Dekita代表(私) 2013年11月

Facebookでも告知をしたのですが、本日、私のクライアントの所にSEO業者から営業の電話がありました。それに対しての全貌をここにつづりたいと思います。ほぼ脚色なしでお伝えしたいと思います。

知っておいてもらいたいこと

まず、SEOというのは「検索エンジン最適化」のことであり、意味合いとしては非常に広い意味を持っています。恐らく、検索エンジンにおいてターゲットキーワードで上位表示することで広く知られていると思います。手法としては色々あるのですが、そのほとんどが「予想」に基づいたものです。

※ちなみに、狙ったキーワードで上位表示するからと言って売り上げが上がるとは言い切れないのがネットの世界の難しいところです。


そして、多くのSEO業者がホームページを持っている商売をしている会社や個人に対して、日々営業の電話をかけているのが現状です。SEOの事を知らない人からひてみれば、「まるで魔法のような方法だ」と思われる方も少なくないでしょう。


そこで契約を結び、お金を払い効果が出なかったりすることは多々あります。すると営業は、「先日検索エンジンのルール改定があったので。」や「今は様子を見るときです。下手な事したらペナルティをくらいます。」とか、適当な言い訳を付けてズルズルと契約を引き延ばします。


そんな世の中であり、数多い営業の電話が幸運にも?私のクライアントの所に来ることがあります。そんな時には、私が変わって話をするようにしています。今回は数多くある営業電話の内の最新のものをお伝えします。

前置きが長くなりました 本題です

クライアント:「渡邉さん。またSEO業者から営業の電話が来ました。ちょっと対応してくれませんか?」


私:「いいよ。燃えるね~萌えるね~。」


という感じで始まりました。何回かSEO業者の営業と話をしたことがあるのですが、突っ込みどころが満載で、結構楽しんじゃっているのです。私は指定された時間にクライアントの所に行き、SEO業者からの電話を待ちました。


約束の時間が数分過ぎた頃、電話が鳴りました。そしてそれはSEO業者からのものでした。

業者:「こんにちは。私、SEO対策を行っております株式会社Cのものです。」


私:「わたくし、ホームページ制作を担当させてもらっています渡邉と言います。」

ここではSEOを行っているということは敢えて言いませんでした。色々情報収集したかったため、その辺りに詳しくないと思わせたほうが色々話してくるかなぁと思ったためです。


業者:「えーとですね、今回お電話させていただいたのは、御社のホームページにSEO対策を行わせてもらいたいと思いまして、お電話させていただきました。」


私:「なるほど、そうなんですか。」


業者:「恐らくSEOという言葉を聞いたことがあるとは思うのですがいかがでしょう?」


私:「そうですね。聞いたことはあります。」

はい、すんません。聞いたことがある程度じゃなく、どっぷりつかっています。


業者:「弊社では、御社のサイトに対して内部SEOを行わせていただきたいと思っています。」


私:「へーそうなんですか。具体的にはどのようなことを行うのですか?」


業者:「今ですね、御社のホームページのソースを見ながらお話させてもらっているのですが、基本的なことはされているように見受けられます。これを更に最適化することで、さらに検索結果が良いものになるものと考えております。そして、3つのキーワードを軸としてSEOをしていくといったものになります。」


私:「あ、そうなんですか?で、費用はどのくらいかかるものなのでしょうか?」


業者:「色々な支払プランがあるのですが、基本的には49800円の50回払いです。」

私:「あ、そうなんですかぁ。ということは、例えばですよ、毎月49800円でSEOをお願いしたとして、あ、やっぱり効果がないなぁって思った時でも50回は払うということになりますよね。」


業者:「そうですね。」


私:「費用対効果を考えないといけないのはお分かりだと思うのですが、御社の目から見て、御社のSEO対策を行ったとして、どのくらいの費用対効果が見込めると思いますか?」


業者:「全然余裕でペイできると思います。」


私:「ああ、そうなんですかぁ。」


ここで営業の怒涛のような専門的な会話が開始される。例えばメタタグは絶対に必須だし、h1やh2タグを最適化するやら、とにかくサイトの内部対策が必要であるということを強調して力説してくる。

※ちなみに、メタタグは確かに重要で。特にディスクリプションが。サイトやページの概要を書くものだから。でも、今の検索エンジンは優秀なので、なければないで何とかなる。俺は入れるけど。キーワードも昔は重要だったけど、今はそんなにって感じ。俺は入れるけど。h1やh2タグも正直あれば良いけど、なくても何とかなる。俺は入れるけど。

まぁ、内部対策を強調してきたサービスなので、内部のタグに関して色々言ってくるのは分かる。しかし、彼はやってしまった。分かる人には分かる決定的なミスを。そして俺の目が光った。

業者:「パンダアップデートというのがこの間ありまして、外部からの人工的なリンクは良くないんですよ。」


私:「は?ええ、ああ・・・、そうなんですかぁ。」


「パンダアップデート」に関しての説明を始めたのだ。しかし、しかしだ!営業さん。あんた残念だ。あんたの話しているのは「パンダアップデート」のことじゃねぇ「ペンギンアップデート」の事だ。


※簡単に説明すると「パンダアップデート」というのは特にサイトのコンテンツに対しての評価みたいなもんで、低品質な記事だったり、コピーコンテンツだったり、重複コンテンツは止めときなみたいな感じ。「ペンギンアップデート」ってのは、人工的なリンクを付けるのはおよし!みたいな感じ。だからパンダは「内部的」でペンギンは「外部的」って感覚。これらが良く注目されるけど、数多くあるアルゴリズム更新の2つってだけ。年中更新は行われている。この間注目されたのは「ハミングバード」ってやつ。


ということで、生き生きしてしまった私は少しずつ営業さんへの授業を開始することにした。

私:「えっとですね、まず、49800円の50回払いはちょっと厳しいのではないでしょうか?確かにSEOとはすぐに効果に現れたり、徐々に現れたりと色々です。だとしても、50回って4年ですよね。サービス的に良い物であればお客さんは続けてくれるのですから、○○回って成約を付ける必要はないんじゃないですか?」


業者:「あ、弊社としましては10年もの間SEO対策に特化した会社を行っておりまして、間違いないサービスを提供できるという意味でのサービス内容となっております。」


私:「あ、そうですか。だとしたらね、先ほど説明してくださったパンダアップデートの事ですが、あなたの説明していたのはペンギンアップデートの事ですよ?」


業者:「ええ?違いますよ。パンダの事ですよ。それに毎年、検索エンジンは数多くのルール改定を行っているんですよ。」


私:「確かに、アルゴリズムは常に変動していますよ。でもね、パンダはパンダだし、ペンギンはペンギンです。SEO専門にお仕事されているのに、そんな大事なところを間違えちゃまずくないですか?」


業者:「いや、間違いなく私がお話したのはパンダの事です。」

もう正直、パンダでもペンギンでもどーでもいいっす。この営業さんの底が知れたので、まとめに入ることにしました。


私:「いずれにせよですよ、御社の提案してきているサービスの金額はちょっと弊社のクライアントには合わないものと考えます(適当)。それにいくらなんでも50回契約はなしです。それに一番のターゲットキーワードで上位表示には2年ほど前から成功しています。必要性はありますか?」


業者:「御社には必要性はなさそうですね。」


私:「ですね。」


ということで、電話は終了した。


いつも思うこと

いつもこういった電話で営業の方と話す時に思うのですが、もう少し知識を付けてから営業の電話をした方が良いと思いました。確かに、数多くの営業をかければ数件は契約を獲得できるのかも知れません。それを狙っていることだと思います。それに会社の命令で営業電話を嫌々でもしているのでしょう。

同情します・・・。

ん~~~~~~なわけな゛い゛!!!

※ここからしばらくリーガルハイの古御門研介を思い浮かべながらお読みください。

そんな訳の分からない会社に入って、訳の分からない知識身に付けて、営業電話をしているのは全て自己責任だ。営業に同情?知ったこっちゃない。もっとましな知識を身に付け、自分自身がSEOをサイトに行ってみて、計測、経験してから人に商売として勧めなさい!


あんたらみたいな訳の分からん業者が、訳の分からんSEOを行うから、お客さんのサイトの順位が下がったり、すっ飛んだりして、SEO業者をひとくくりされ、「SEO業者は怪しいね」という噂が広がってしまうんだぁ。こっちの身にもなってもらいたいねぇ。

※古御門風 終了

ということで、今回の電話は「もっと頑張ってほしかった」というのが正直な感想です。


ちなみに前回の対決の様子はコチラです。

追記

寝ながらこの記事を見返していたら、誤字脱字があったので、朝6時ですが修正をしています。んで、もしかしたら俺も間違ったことが書いているかもしれませんが、(例えばアップデート関連の所の知識とかですね)俺はグーグルさんじゃないので、そんな正確に細かくまでは覚えていません。


っていうかそもそもお客さんのサイトに携わるときに、パンダやペンギンに引っかかりそうな疑いのある施策はしません。真っ当なことをします。なので、どんな更新があろうと「あ、さよですか」って感じです。

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