最近のSEO業界について2013年10月

最近のSEO業界は目まぐるしい変化が起こっています。これにより、サイトの順位を上げた人の下げた人もいることでしょう。
そんな最近のSEO業界について私の意見を交えながら思っていることをお話したいと思います。

まず前提としてあることは、検索エンジンは常に変動しているということです。パンダアップデート、ペンギンアップデートが導入され騒がれたことが記憶に新しいとは思いますが、数ある検索エンジン更新の一部です。
ただ、一部のSEO業者やアフィリエイターには大きな打撃を与えたことは間違いありません。それにより、会社が潰れてしまったという噂も耳にしましたし、大きな成果を上げていたアフィリエイターの収益が一気に減ったという話も聞きました。それについてはこのブログでも少しふれています。
⇒ペンギンアップデートについて

ハミングバード導入

つい先日、グーグルはより精度の高い検索結果を提供するためにハミングバードというアルゴリズムを導入しました。先に導入されたパンダアップデートやペンギンアップデートに比べ、検索結果に与える影響が大きいと言われていたのですが、私の手元の実際にはそこまでの変化は見られなかったというのが本音です。
また、ペンギンアップデートもつい先日行われました。これは5回目の更新となります。

なぜ騒がれるのか?

では、なぜここまで騒がれるのかというと、これにより多くの人が打撃を受ける可能性があるためです。
では、どのような人が打撃を受けるのでしょうか?それは「人工的に(強制的に)サイトの順位を上げていた人」です。
「SEOをするのであれば当然では?」と思われるかもしれませんが、実はSEOとは、とても広い意味を持っていると私は思います。
打撃を受けた多くの人は簡単に説明すると、「人工的に多くのサイトを作り、そこから本当に順位を上げたいサイトへ大量のリンクを送っていました。」
ですから、大した内容のないサイトでも、検索順位を上げることが出来ました。しかし、検索結果の本来の姿というのは、検索ユーザーに有意義な情報を提供することです。
グーグルも常にそれを目指してきています。これまでも、そしてこれからも。

では、どうすれば良いのか?

グーグルが目指しているものを目指すサイトを目指せばよいのです。情報が人のためになるようなサイトを作る必要があります。
また、情報が1つのサイト内で完結するというのはあまりにも不自然です。その他の適切な情報が掲載されているサイトを紹介するのも良いでしょう。
また、他の同じような作りのサイトとは違った視点から見せるサイトも良いでしょう。
ソーシャルサービスで拡散できるような面白味のあるサイトを作るのも良いでしょう。

じゃぁ今までのようなSEOはいらないの?

今までのような大量に自作自演でリンクを貼っていくことはどうなのでしょうか?
まず、効果はあります。以前ほどではありませんが、やはりリンクは効果があります。ただ、リスクも大きいです。その辺りは工夫が必要です。
また、ソーシャルでの拡散は、なかなか待っていても拡散してくれません。初めのきっかけは自分ですることも大事でしょう。
時代の流れに沿った、人の役に立つサイト作りをしていけば、今も十分にサイトの順位を上げることは可能です。

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