サイトを運営するためにはサーバーが必要となります。サーバーとは何か?まずはそこからお話したいと思います。
- サーバー⇒土地
- ドメイン⇒住所
- ホームページ⇒家
簡単に言うとこんな感じです。
と言うことで、サーバーは「土地」のようなものなのですが、通常サーバーは借ります。レンタルサーバーと言ったりします。
レンタルサーバーを運営している会社は数多くあるのですが、会社によっても、そしてプランによってもサーバーの種類は分かれます。
大きく分かれるところは次の項目です。
- 容量
- ドメインを入れておく数
- CGI、PHPのバージョン、使用できるかどうか
この中で実際重要視するのは「ドメインを入れておく数」です。もっと言うと、「マルチドメインかどうか」です。
マルチドメインとは、1つのレンタルサーバーの中にいくつものドメインを入れられるということです。
一つサイトを作るごとにサーバーを借りていては、いくらお金があっても足りません。と言うことで、一つサーバーをレンタルしたら、その中に複数のドメインを入れるようにしています。
実際は一つのレンタルサーバーの中に10個程度のドメインを入れるようにしています。
レンタルサーバーにより設定方法が異なる
最近、多くのレンタルサーバーの設定をする機会がありますが、レンタルサーバーによって設定方法は全然異なります。
私が使っていて使いやすいと感じているレンタルサーバーをランキングにして見ます。
- エックスサーバー
- ヘテムル
- ロリポップ
- クイッカ
- コアサーバー
- ハッスルサーバー
とくに上位3つまでは全くクセがなく、簡単に設定できると思います。その下のサーバーも多少のクセはありますが、そこまで設定は難しくありません。
しかし、そんな私ですが設定で戸惑ったサーバーがあります。それが「エクスプレスウェブ」です。正直、設定方法が分からずこれからも使わないと思います。その他に簡単に設定できるサーバーがあるので、時間的効率を考えると、設定に時間のかかるようなサーバーは使う必要がないと考えるからです。
レンタルサーバーのスピードは重要
私はサイトを作成するときにムーバブルタイプ(以下MT)を使うのですが、そのときにサーバーにまずMTをインストールしなければいけません。
そんなときに感じるのですが、インストールスピードが早いサーバーと遅いサーバーがあります。
またMTをインストールし、管理画面でサイトを調整しているときにも、サーバーによっては処理速度の違いが出てきてしまいます。
これは、実際にサイトを作った後も言えることですが、処理速度が遅いサーバーでは訪問者がサイトに訪れたときにサイトがなかなか表示されないというリスクが伴う可能性があります。
これはSEOの観点から見てもマイナスです。サイトはすぐに表示されるべきです。なかなか表示されないようなサイトを訪問者は待ってはくれません。
また、一つのサーバーを数人の契約者で使います。こちらが契約しているサーバーにとても負荷のかかるサイトを運営している人がいたら、やはりこちらの側にも負荷がかかってきてしまいます。
そういった時には、レンタルサーバー会社に連絡をして、他のサーバーに移動してもらったりもします。
と言うことで、一言でサーバーと言っても様々なものがあります。値段もピンキリです。いろいろなサーバーに慣れるのも良いですが、まずは一つマルチドメイン対応のサーバーの使い方をしっかりと把握することが必要だと思います。