「バズる」。つまり「コンテンツがどんどん拡散していく」と言った感じで捉えてくれれば良いと思います。
SNSが発達してきていて、おもしろいコンテンツを誰かが見つけ、「これ面白いよ~」とTwitterやフFacebook上で紹介すると、次々に紹介されていくといった感じになります。
これにより、アクセスが増え、自然な被リンクを受けることもできます。
この1週間で2回の「バズり」を目撃
2014年8月の第1週。私の間近で2回の「バズり」を目撃しました。つまり、コンテンツがガンガン拡散されていったのです。
1つは私のクライアントのサイト。もう1つは私がサイト制作でお世話になっているデザイナーのコンテンツです。
クライアントの場合
私とクライアントとの付き合いはもう3年になると思います。
私の役目としては、サイト制作とSEO・マーケティング・WEBコンサルティングを主に行っています。扱っている商品が非常に良いもので、どんどん成長していった会社です。
これからもまだまだ成長するだろうと思います。
そして、扱っている商品が良いため、時折、メディアや有名人(芸能人)に紹介されることがあります。すると、紹介された媒体からのアクセスが急激に伸びます。例えば、有名人がブログを持っていて、そこで紹介されたらアクセスが増えます。その有名人が有名であればあるほど、ブログの読者がいればいるほど、アクセスは伸びます。
ただし、これは誰もができるわけではありません。良い商品を販売しているからこそ、できることです。
デザイナーの場合
デザイナーの場合は、商品があったというわけではありません。
ブログに掲載したコンテンツが多くの方の共感を得たことで、次々に広まっていきました。この記事を書いている間にもどんどん拡散していっています。
「バズる」にも色々ある
一言で「バズる」と言っても種類は色々あります。コンテンツに対して「共感」であったり「批判」であったり、「同情」、「面白い」、「突込み」など、何かしらでも大きく感情が揺さぶられるとバズりやすいと言えます。また「この人が支持しているから・・・」といった感じでバズることがあります。
つまり、私のクライアントの場合は「支持」であり、デザイナーの場合は「共感」「同情」「批判」の類だと思われます。
「バズる」と結局何が良いのか?
はやり「バズる」ことで、アクセスを集められます。そして、自然なリンクである「ナチュラルリンク」を得ることができます。色々言われていますが、リンクをされることは検索エンジン的にも良いことですし、検索順位を上昇させるための大きなパワーと言えます。
人工的にリンクを沢山貼ることで特定のサイトの順位を上げることは可能なのですが、あくまでも人工的であるため、グーグルからのペナルティの対象となります。
ペナルティを受けた場合には検索順位が下落します。
また、「バズる」ことで注目が集まります。「以前はどんな記事を書いていたんだろう?」、「これからどんな記事を書くのだろう?」と、ユーザーの興味を得ることができ、ファンを増やすことができます。
バズり方を失敗すると大変なことになることも
「バズり方」を間違えてしまうと、思わぬ方向へ進む場合があります。例えば、「車」に関してのブログをあなたが運営していたとしましょう。主に車に関する記事をアップしているけど、たまに日常的な話もアップする程度のものだったとします。
そしてある日、車の記事ではなく、日記程度に書いていた記事がバズったとします。例えば、自分の「登山の話」をコンテンツにしたものだったとしましょう。タイトルは「裸足で富士山登山してみたけどなんか質問ある?」とか。(適当に考えましたw。)。「え?なになに?本当にやったの?」と人の興味を引きそうなタイトルですね。
すると、Twitter当たりでは「裸足で富士山登山してみたけどなんか質問ある?」というタイトルでツイートやリツイートがされることでしょう。Facebookでも「裸足で富士山登山してみたけどなんか質問ある?」といったタイトルで「いいね」「シェア」がされることでしょう。さらに、サイト運営者からも高い確率で同じように「裸足で富士山登山してみたけどなんか質問ある?」といったコンテンツのタイトルでリンクを貼られることでしょう。
すると、検索エンジンからは「このサイトのコンテンツは裸足で富士山に登ることなんだ」と認識されてしまう可能性があります。あくまでも可能性の話ですが。そうなってしまうと、「車」関連のキーワードで上位表示していたのに、それらのキーワード順位が下落してしまう可能性に繋がります。
そして「登山 富士山 裸足」関連のキーワードで上位に上がってくる可能性があるのです。今まで「車専門」だったブログでの「車関連のキーワード」が薄まってしまうのです。
なので、なんでもバズれば良いというわけではなく、コンテンツを作るたびに記事のタイトルは考えたほうが良いと思います。
バズらなかったとしても、人の興味を引くコンテンツ作りが大事
大きなバズりがなかったとしても、たまにSNSで広まる、そしてサイトからリンクをされるようなコンテンツを作れると、サイト運営は楽しくなってくると思います。
今回は大雑把に「バズる」事を記事にしてみました。本当はもっと細かく説明しなければいけないこともあるのですが、かなり割愛しています。間近でバズっているコンテンツを複数目にしてしまったので、勢いで書いた記事でした。