GoogleとYahoo!の提携に楽天が反論!

GoogleとYahoo!の提携に楽天が異論を唱え、公正取引委員会に調査を求める手続きをとったことが、19日に分かったそうです。

簡単に言うと、Yahoo!がGoogle検索エンジンを採用するとGoogleの独占的な検索次代が訪れてしまうということが問題となったようです。
Yahoo!はこれに対し、「検索技術の提供は受けるが、今後もGoogleと競争し続ける。検索表示はまったく同じになるわけではなく、独自のデータも導入する。」というように反論しているそうです。
現状、完全にYahoo!はGoogle化していなく、全体の5%程度で試験的に導入していることを発表しています。
私のインターネット環境下でも、メインパソコンはIE、FIREFOX、Chrome全てはGoogle化していません。
しかし、ノートパソコンではGoogle化している状態です。
Yahoo!は「ビジネスエクスプレス」という、Yahoo!カテゴリに登録するサービスを有料で提供しています。広告分野においてもオーバーチュアというサービスを提供しています。
完全にGoogle化してしまうのであれば、この大きな収入源となる2つのサービスは必要なくなってしまうのです。さすがにそれはないと思います。

楽天の本音

もし、日本国内の有力検索エンジンが一つになってしまえば、楽天の検索順位を意図的に変化させることができると楽天サイドは考えているようです。
確かに可能かもしれませんが、元々楽天のページは内部構造的にはSEO対策に強くは作られていません。
商品をよりよく見せるため、また、自動で大量のページを作るために設計されています。つまり、Yahoo!へはカテゴリ登録されているため、ある程度の順位はキープしていますが、Googleにおいては多くのキーワードで検索結果の下降が考えられるのです。
今回の騒動はGoogleとYahoo!の間だけの問題ではなくなっているということです。

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