問い合わせフォームや資料請求フォームからの問い合わせ数を増やすには、問い合わせ側の気持ちになることが重要です。
問い合わせが少ない そう感じるなら一度考えてみる
もしサイトを運営している中で問い合わせが欲しいのに少ない・・・と感じているのであれば、何かしらの原因があると思います。
たとえば問い合わせが少ない原因には、アクセス不足やユーザーのニーズとコンテンツが合わないこと、問い合わせ先が分かりづらいこと、問い合わせフォームにエラーがあること、そして問い合わせフォームの入力が煩わしいことなどが挙げられます。
記入項目が多いと敬遠される
問い合わせフォームの記入項目が多いと、ユーザーは面倒になってしまい敬遠されてしまう可能性があります。
さらに完璧に入力したつもりでも送信できないエラーが起きた場合には、ユーザーは問い合わせる気力を失ってしまうことでしょう。
そのためそうならないような施策が必要となってくるのです。
本当にその情報は必要？
問い合わせフォームには、必要のない項目が多い場合があります。
例えば、「ふりがな」の欄です。名前の読み方が必要なケースは折り返しの電話をする時ぐらいでしょう。
電話をした場合においても、フルネームでなく姓だけ呼びかけると思います。そうなってくると下の名前の読み方は分からなくてもよくなります。
読みづらい名字の場合は聞けばよい
苗字の中には読みにくいものもありますが、問い合わせフォームで聞く必要はありません。
それも電話で折り返したときに聞けばよいだけです。
名字が難しい人は、その人自身が自分で自覚していることであり、気分を害することはありません。
同様に、カタカナのフリガナも不要です。ひらがなと同じく、必要最低限の項目だけを設置することが重要です。
情報は必要最低限に
問い合わせフォームに必須項目が多すぎると、問い合わせを諦めるユーザーが増えてしまいます。
必要最低限の項目は、名前、メールアドレス、電話番号のみです。
それ以外の情報は、メールや電話で後から聞くことができます。大事なのはユーザーと直接コンタクトを取ることです。
情報を欲しがり過ぎないようにする
問い合わせフォームの項目数を増やす理由は、ユーザー情報を集めたいため、あるいは受け取る側の手間を減らすためであることが多いですが、これはサイト運営者の都合です。
ユーザーの立場に立ってフォームを簡素化することが重要です。
最近ではスマホからのアクセスが多くなっています。パソコンのキーボードに比べると、スマホでの情報入力には時間がかかってしまいます。
時間がかかる・・・つまり面倒であるということです。
そのようなユーザーのことを考えるのであれば、より簡素なフォームが必要となるでしょう。
他を選ぶこともできる
同じサービスや商品を扱っている他の会社が多数存在します。
そのため、記入項目が多いフォームに遭遇した場合、ユーザーは他のサイトに移動する可能性があります。
そういった原因にならないよう、繰り返しになりますがフォームの簡素化が必要だと考えるのです。
問い合わせの質を高めるのなら項目を増やす
問い合わせフォームの項目数について、少なくするべきか増やすべきかは、サイトの目的や業種によって異なります。
もし日々の問い合わせが多く、質の高い問い合わせを増やしたい場合は、項目を増やすことも検討すべきです。
本当に問い合わせをしたいと思うユーザーは、ある程度の障害を乗り越えることができるためです。
問い合わせフォーム全般でいえることは、やはりフォームの簡素化が重要だと思います。
少しでも問い合わせを増やしたいのならの話です。
ただしサイトの内容や扱っている商品・サービスによって異なってくるため絶対とは言い切れません。
そのあたりは時間をかけ、どのようなフォームが適しているのかを探し出していく必要があるでしょう。
