検索結果で上位表示するのは1日や2日で何とかなるものではありません。
狙っているキーワードが大きければ大きいほど。上位表示させるためには様々な要因が絡んでくるのですが、今回はそのことについてお話したいと思います。
狙っているキーワードは?
「やはり上位表示させたいキーワードがなんであるのか?」というのは非常に大事になってきます。
例えば、私が住んでいる静岡県富士市を例に挙げて「静岡県 東部 富士市 物件情報」というキーワードで上位表示させたいとします。検索結果としては「94800件」なので、比較的簡単に上位表示できるキーワードであると考えます。
しかし狙っているキーワードを「静岡県 物件情報」にしたとします。すると、「21000000件」の検索結果が出ました。正直こんなキーワードを狙っていたら上位表示させるまでにどのくらいの時間がかかるか分かりません。
ただし、理論上、「静岡県 物件情報」というキーワードでも上位表示させることは可能です。おそらくこの業界の多くの人が実現可能だと思います。
しかし、わざわざこういったキーワードで上位表示は狙いません。ハッキリ言って「費用対効果が悪すぎる」からです。このキーワードで上位表示するまでの労力やコストを考えると、複数のサイトを立ち上げ、複数のロングテールキーワードで上位表示した方がはるかに楽だし、利益が出る可能性が高いためです。
前回の記事の「ビックキーワードで上位表示されていたサイトが落ちた!」でも触れましたが、ビックキーワードで上位表示させたからと言って、思ったような利益が出るかというと実はそうではないのです。
チョチョイと作ったサイトが上位表示したら
ちょっと記事を追加したサイトが上位表示し続けることは極めて難しいと考えます。やはり、ユーザーの役に立つような記事をたくさん掲載しているサイトが私は強いと思います。そして、ユーザーのためになるサイトというのは数日、数週間ではなかなかできないものです。
長い時間をかけ、記事を足していき、時にはユーザーの意向に沿った修正をしたりすることで、サイトはパワーを付けていきます。
なので、1ヵ月、2ヶ月程度で、「全然狙ったキーワードで上位表示しないなぁ」といってサイト運営を諦めてしまう人がいますが、私は「諦めるのが早い」と思うのです。
経験が必要となってくる
ただし、これまでに書いてきた内容は一般論です。時間をあまりかけなくても、キーワードによっては短い時間で上位表示させることは可能です。その方法としては様々ですが、結局「経験が必要」になってくると思います。
ほどほどのキーワードを短時間で上位表示させたい場合は、例えば、「強力な中古ドメインでサイトを作る」とか、「話題性のあるコンテンツを掲載し、それを多くの人に見てもらうようにする」とか、「ちょっと秘密の方法を使う」といった方法を上手く活用できれば、短時間でも上位表示できることでしょう。
でも、こういった方法を上手く使うのもやっぱり「経験が必要」になってくると思うのです。
何でこんな記事を書いたかというと
何故こういった記事を書いたかというと、私のホワイトハット的なSEOはとにかく上位表示させるために時間がかかります。ただし、上位表示するとそこまで大きな順位下落はありません。(3位⇒10位は先日会ったけど・・・)
また、順位がそれほど上がっていなくてもアクセスは集められるし、売上もしっかり出ます。
最近やっと売り上げが出始めたサイトがあります。例えば昨日の段階で「1日の注文が3件」たったサイトがあります。このサイトは作り始めてから7か月も時間を要しました。正直、売上が経つのが遅いのですが、こういった例もあるということです。
「1日の注文が3件」が少ないと思うのか多いと思うのかは人それぞれですが、これが1ヵ月続けば90件。かなりの収入になります。そして、このサイトが収益化するまでにかかった時間で多くのデータが取れました。このデータを活かして横展開も可能ですし、PPCを活用することだって出来ます。
なので、1つのサイトをじっくり作り込むのも、良い方法の一つだと思うのです。なので、ちょっとサイトを作り収益が出ないからと言って諦めてしまうのはもったいないと思いますよ。
※もちろんこの7か月間、このサイトだけを作っていたわけではなく、同時に多くのサイトを作ってきました。あくまでも例としてのお話です。
検索上位をすぐにする方法は存在する
ここまで書いてきたことを全否定するような内容となりますが、検索上位表示をすぐにする方法がないわけではありません。
「トレンドを狙う」、もしくは「現在はないが将来発生することを狙う」のです。
この2つは意味合いとしては近しいものがあります。
たとえば明日何かしらのイベントがあるとします。そのイベント名は誰も知りません。
つまりそのイベントについての情報は世の中に全く出回っていないということです。テレビでも新聞でもインターネットでも取り上げていません。
インターネットで調べてもそもそもまだ行われていないイベントであるため、そして誰も知らないイベントであるため情報を見つけることはできません。
その段階でそのイベントの記事を書くのです。将来を見れる能力がなければ書けませんが・・・。
するとライバルが全くいないため、次の日にそのイベントが全国的に有名になれば一斉にメディアで報道されます。
それに伴い、インターネットで検索する人も増えます。
するとそのイベントについて書かれた記事は1記事だけですので、大量のアクセスが集まるということです。
この方法を使うためには、毎日メディアからの情報を集め続ける必要があります。