現地時間の5月22日。ペンギンアップデートが実施されました。これにより検索クエリの2.3%に影響を与えたということです。
「検索クエリの2.3%って大したことないじゃん!」
こう思われる方もいるかもしれませんが、これって結構な大きな数字なんです。
それはさておき、ペンギンもパンダ意外にも検索エンジンは日々進化をしています。進化を続け行きつくところは「良いものは上に、悪いものは下に。」と考えています。
では、どういったものが良く、どういったものが悪いのか?
上記のリンクのページにも少し書きましたが、「検索エンジンは人間に近づこうとしている」と思います。
なので、自作自演で一生懸命リンクを貼り順位を上げてもいずれは発見されることと思っています。
自作自演リンクはバレてしまうのか?
これはあくまでも私の見解です。
少し前までは、サイトの順位を上げるためには大量のリンクを順位を上げたいサイトに付ければ上がりました。これは現在でも有効な方法です。
しかし、上がりはしますがガクッと落ちてしまう可能性が十分にあります。理由は自作自演のリンクだからです。
同じ人間が大量のリンクを貼れば、IPアドレスが一緒になります。そのため、自作自演であるということが分かってしまいます。
さらに、自分がリンクを貼らず、大量の外注さんにお願いしたとしましょう。それだとしても、IPアドレスに偏りは出てきてしまいます。
また、人工的な大量のリンクをメインサイトではなく、メインの下の下の下くらいに付けたとしましょう。
それでも同じようにリンクの貼り付けのIPアドレスに偏りが出ます。
気になる言葉
今回のペンギンアップデートでマットカッツが気になる言葉を言っています。
「新しい世代のペンギンはもっとずっと深くまで行く」
この言葉をそのまま捉えると、リンクを深くまで見ているということです。そのため、このまま検索エンジンのアルゴリズムの進化が進めば、今は効果があったとしても、いずれ自作自演は完全にバレてしまうということになると思います。
では自作自演はまずいのか?
自作自演が完全に悪いと言っているわけではありません。ちょっとしたきっかけを作るのは良いことだと思います。
たとえば、良いコンテンツのサイトを作ったとしましょう。そのまま放置していては、いくら良いものだったとしても人の目にさらされないので意味がありません。
そんな時は、SNSやプレスリリースを活用したりして人の目に晒すようにします。これは戦略の一つです。
また、現在運営している関連サイトからリンクを貼る。
このように、初めのきっかけだけは作ってあげるのは良いと思っています。
いつになるのか分からない
私の考える検索エンジンの最終形にいつ到達するのかは分かりません。しかし、無理やり検索順位を上げたサイトはその時まで今の順位を保っているのか?というと非常に疑問です。
大金をかけて作成したクライアントのサイトが、検索結果に表示されなくなったらどのように思われるでしょうか?信頼を失ってしまいます。
派手な自作自演をしなくても、検索順位は上がります。時間と労力さえかければ。