デザインの重要性

SEOには多くの要素が含まれています。その中の一つとして『デザインの重要性』が挙げられます。
実は、サイトのデザインの重要性には賛否両論があるのですが、私はとても大事だと思っています。

自分がユーザー側に立つと分かることですが、法人のサイトでもアフィリエイトサイトでも、デザインがある程度しっかりしているサイトでないと、どうしても見る気になれません。文字だらけのページだとウンザリしてしまいます。(まるでこのブログのように・・・)
よく言われていることですが、『インターネットのユーザーは面倒臭がりや多い』と言うことです。言葉は悪いですが、なるべく簡単に自分の欲しい情報が得られるサイトに行きたいのです。
逆に言うと、自分の欲しい情報を簡単に手に入れたいからこそ、インターネットを使うとも言えます。
ですから、検索して表示されたサイトが文字だらけだと、それだけで見る気がなくなってしまいます。それではサイトの意味がありません。見られてこそサイトの存在意味があるのです。
また、文章読解力の高いユーザーばかりではないことを頭の片隅に置いておく必要があります。最近の学生の中には、文章読解力が低いために、文章問題が解けない学生も多いくらいです。
では、そんな人たちにも分かりやすくサイトを見てもらうためにはどうしたらよいのか?
そこで必要となってくるのがデザインです。

デザインといっても絵だけではない

私の言うデザインというのは、イラストだけのことではありません。『図』もデザインだと考えています。また、色彩もデザインですし、さらにサイト構造もデザインだと考えています。

図はユーザーに分かりやすく説明する際に用いられます。図と説明文をセットにしておくことで、2つの要因からユーザーの理解度を高めることができます。

色彩

サイトは心理学に通じるところがあります。人間の心理を研究することで、コンバージョンを上げることができるからです。
たとえば、人間にとって赤は興奮をさせる色です。ですから赤を基調としたサイトを構築するときには、赤の中でも抑え気味の赤を使ったりします。
私の場合、誰にでも受け入れられそうなシンプルな色使いにしたいと考え、白基調のサイトが多いです。白基調だと、ちょっと目立たせたいところに目立った色を使えば、誰の目もそちらに向きます。コンバージョンを高める要因となります。

サイト構造

同じような話題のコンテンツをを作るのであれば、しっかりとカテゴリ分けをした方が良いです。その方が検索エンジン側からもサイトの構造が読み取りやすいからです。
また、グチャグチャにサイドバーにメニュー項目を並べていては、ユーザーも迷ってしまいます。それだけは避けたいところです。
ユーザーがサイトの中で迷子になるようなサイトはNGです。ユーザーが迷子になっていると言うことは、検索エンジンのクローラーも迷子になる可能性があります。
そのため、たとえばですが、どのページからもTOPへのリンクは必ず貼ります。また、サイトマップを用意し、クローラーがサイト構造を簡単に理解できるようにもします。
さらにパンくずナビやグローバルメニューを追加する方法もあります。
いずれにせよ、ユーザーを迷子にさせないサイト構成が必要ということです。

終わりに

デザインの重要性を語り始めたらキリがありません。
ただ覚えておいて欲しいのは、レイアウトずれを起こし文章だらけのサイトよりも、綺麗に分かりやすく図が使われているサイトのほうがユーザーは喜びます。
ユーザーが喜ぶサイトはLPOに成功しているわけであり、サイト閲覧時間も長くなり、直帰率は低くなり、ページビューも伸びます。
上の太字で上げた要件を満たすためにも、サイトに対してのデザインは重要だと言えると考えます。

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