有料で人を集めてセミナーを開くのであれば、それなりの確かな情報を提供するべきだと思います。
セミナーの料金が、参加する受講者が満足すれば問題ないとは思うのですが、ちょっとそれはやり過ぎだろと思うセミナーが最近多いように感じます。
最近聞いたあるセミナーの音声があるのですが、話している内容に裏付けがない(根拠がない)お粗末なものがありました。
「多分・・・」、「だと思います・・・。」を連発です。
それも話している内容も、どこから仕入れた情報か分かりませんが、ピントがずれていて、矛盾も多く、聞くに堪えない内容でした。
正直、そのセミナーに参加している参加者が可哀そうに思えてきました。でも、ちょっと考えてみると、そのセミナーを開いている人たちの方が、可哀そうだとも思えてきました。
あまりにも稚拙な内容を大勢の前で発言しているわけですからね。
別に、話している内容が間違っていなかったり、初心者のための簡単な説明というのであれば、全然問題ないとは思います。自分が実際に経験して、裏付けが取れていて、その結果のセミナーであれば、参加者も参考にすることがあると思いますので、それに対してセミナー料を払うのは自然なことでしょう。
しかし、今回聞いたセミナーの内容は「裏付けのない推測」に過ぎませんでした。
ただ、そのセミナー主催者が凄いところは、それでも参加者を集めたという点にあります。どうやら、ブログとメルマガで集めたようなのですが、私が見たところそれらも大した内容ではありませんでした。
商材マニアが集まったのか?
「情報商材マニア」という呼び方が合っているのかは分かりませんが、情報商材をたくさん集めている人がいるようです。実は私も数人知っていますし、私もいくつかの情報商材を持っています。
情報商材とは、基本的には「お金を稼ぐため方法やツール」のことです。
- こうすれば稼げますよ。
- このツールを使えば効率が良くなりますよ。
といった感じです。
私の知る情報商材マニアの中に、100近くの情報商材を持っている人がいます。それだけ沢山のお金を稼ぐノウハウを持っているのであれば、どれか一つくらい成功してもよさそうなものですが、実際には1つも成功していないそうです。
正確に言うと、情報商材を購入したは良いけど、買ったことに満足してしまっているといった感じのようです。
どんなに良い情報商材でも、実践しなければ効果は表れませんよね。
話を戻しますが、このような情報商材のマニアが、今回触れているようなセミナーに参加しているのかもしれません。
「取りあえず良いとブログやメルマガに書かれているからセミナーに参加してみようかな。」
という感じで参加しているのかもしれません。
私が恐れていること
結局私が言いたいのは、セミナーでも情報商材でも、訳の分からない、ただ主催者がお金を稼ぎたいがために適当なものを提供するのはやめてもらいたいということです。
こういったものが増えてくるから、セミナーや情報商材が怪しいと思われてしまうのです。
逆にセミナーに参加する人も、情報商材を購入する人もしっかりと判断してもらいたいと思います。
自分が参加するセミナーや購入する情報商材が確かなものなのかどうかを。事実参加や購入して見なければ真意は分かりませんが、事前情報である程度予測が付くものも多いのです。