最近見たホームページで、ちょっとビックリな施策をしていたホームページ制作会社があったので、そのことについて書いてみたいと思います。
前から主張していることですが、ホームページは閲覧する人がいてこそのホームページです。
いくらお金をかけても、誰にも見られなければホームページの存在意義はありません。ために名刺代わりにホームページを持っている会社もありますが、個人的な意見で言わせてもらえば、そういったホームページに価値は全く感じません。
先日見たあるホームページ制作会社が作成したホームページが、大変面白い?つくりになっていたので、紹介したいと思います。
description(ディスクリプション)が同じ
descriptionとは、そのページがどのような内容であるかを、要約している部分です。この部分は、検索エンジンで検索したときにもサイトタイトル(ページタイトル)の下に表示されます。
スニペットとも呼ばれていますが、私は非常に重要な部分だと思っています。検索したときに、短く要点がまとめられていれば、利用者にとって親切となるためです。ページボリュームが多くなると、この記述が面倒になってしまうことがあるため(経験談)、私の場合は、オリジナルでタグを作成し組み込むようにしています。
今回、某ホームページ制作会社が行っていた施策は、descriptionの部分に表示されている文章と、テキストで書かれている文章が全く同じでした。元々そのサイト内のテキストも非常に少ないのですが、それをそのままdescriptionに記述しているのです。
サイト内コピーコンテンツ?となるのでは?と思うほどでした。
サイト内のテキストが少ないことは、非常にSEOにとって致命的なのですが、さらにdescriptionにサイト内のテキストを記述しているとはなかなかの施策です。
SEOに詳しい方であれば「?」の施策だと思います。
ホームページは見られてこそ意味がある
正直、このような状態では検索結果で上位表示は難しいでしょう。ライバルが全くいない状態であれば、もしかしたらタイトルタグやサイト運営暦でカバーできるかもしれませんが、非常に厳しいでしょう。
そこでよく思うのですが、ホームページを制作する人と、SEO対策をする人はペアとなって仕事をするべきです。
互いに意見を交換し合い、ホームページ制作を行わなければ、クライアントにとって全く意味のないホームページが出来上がってしまいます。
必要な人材
後日、また詳しくお話しようかとは思いますが、クライアントにとって有益なホームページを作るために必要だと思われる人材は次の通りだと考えます。
- ホームページ制作者
- Webデザイナー
- LPO対策者
- 内部SEO対策者
- 外部SEO対策者
- Webコンサルタント・Webマーケッター(PPC広告)
- プログラマー
パッと思いつくだけでもこれだけのスペシャリストが必要だと思います。しかし、これらのスペシャリストを集めるのはなかなか困難です。1人何役ということは多いでしょう。
しかし、これだけの人材を集められれば、クライアントにとって超有益なサイト制作が実現するでしょう。