CSSとは、Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)のことで、ホームページの見た目を外部から指示するものと考えてください。
ホームページはhtmlやxhtmlで記述されています。文字もデザインも全て同じページ内に記述しても、見た目は同じになるのですが、CSSを使うことによりホームページ自体を軽く、そして操作性を高めることができます。
たとえば、ホームページはなるべく同じデザインで統一して作ります。理由は、サイト内で移動するたびにデザインが変わったり、案内が変わったりすると、ユーザーの立場に立ってみると非常に使いにくいからです。
もし、100ページを超えるホームページを作ったとして、その後にちょっとデザインを変更したいと思ったら、100ページ全てを調整していかなければいけません。時間と手間が大量にかかってきてしまいます。
しかしCSSを使うことにより、CSSを書き換えるだけで全てのページのデザインを一瞬で変更することができます。
また、CSSをホームページに直接書く方法もありますが、あれはオススメしません。理由は、ページが重たくなるからです。
「ページを軽くせよ」でもお話をしましたが、なるべくホームページの重さは軽くしたいものです。インターネットでホームページを見るときには、毎回、そのページをパソコンがダウンロードをしています。
そのとき、ホームページの容量が大きい、つまり、重いと、ダウンロードするのに時間がかかってしまいます。とくに、画像や動画を掲載しているサイトはダウンロードするのに時間がかかってしまうのです。
そこで、ページを軽くするのにCSSは一役買ってくれます。
デザイン系は全てCSSで外部から飛ばしているので、ホームページ自体の重さを軽くすることができるのです。CSSを使うことは特別なことではありません。サイト運営の利便性を高めるため、サイトを軽くするためにも使ってみましょう。