パンダアップデート対応のSEOって?

パンダアップデートに対応したSEO対策プランを打ち出したSEO会社があるようですが、いろいろ考えるなぁと思いました。

そもそも

私からしてみると、パンダアップデートに引っかかるサイトはそもそもサイトをしっかりと構築していないからだと思います。
このアルゴリズムで影響を受けるサイトの多くは、「コンテンツに独自性がない」ということです。簡単にいうと、コピーコンテンツサイトですね。
その他にも要因はあるのですが、一番原因はこれではないでしょうか。
コピー&ペーストが出来てしまうので、サイトのコンテンツを増やすために、他のサイトの文章を持って来てしまうサイト制作者がいるのは分かりますが、それはずっと以前からブラックなことだと分かっていました。
少なくてもSEO業者であれば。
なので、もし、サイト制作、SEOを業者に依頼していたのに、パンダに引っかかってしまったとしたら、その業者自体が何も知らないためです。

SEO業界が動いている

今回のパンダアップデート、前回のペンギンアップデートの影響を受けて、いくつかのSEO業者の経営が怪しくなってきているという話を聞きます。
事実かどうかは確かめたわけではないので断言はできませんが、十分にその可能性はあると思っています。
とくに「SEO=被リンク対策」と考えていた業者は、相当追い込まれているのではないでしょうか?

真っ当なSEO対策は時間がかかる

狙うキーワードにもよることですが、真っ当なSEO対策には時間がかかります。更に労力もかかります。楽をしようとすると大抵ろくなことがありません。
私見ですが、今までのSEO対策というのは、検索エンジンのアルゴリズムの隙をついたものばかりでした。
結局隙をついてSEO対策は、技術の進歩とともに対策をされていきます。それはSEOを生業としている人であれば想像が付いたはずなんです。
ちなみに私のクライアントのサイトで、2つのアルゴリズム変動で負の影響は一切受けませんした。

時間がかかりますが良いですか?

私はクライアントに必ず初めに確認をします。それは、
「順位は上げられるとは思いますが、時間がかかります。」
それを承諾してくれた方のみ、仕事を受けるようにしています。
本当にSEOは時間のかかるものです。ライバルが多いキーワードであればあるほど。なので、SEOの仕事に関してはクライアントの理解が無ければできません。理解されないのであれば、とことん説明をするしかありません。
その辺を怠ってしまうと、あとでトラブルになってしまいます。
何でも楽なことはないと思います。楽をしてくると後でその反動が来ます。今回のアップデートのように。
パンダアップデート対応のSEO。
それは、「楽をしないで、ユーザーのためになる真っ当なサイトを時間をかけて着実に作成すること」。私はそう思います。

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