私が運営しているサイトの1つで興味深い検索順位の変動をしたので、お話したいと思います。
約1年前に、私は全く同じタイプのアフィリエイトサイトを2つ作成しました。両方ともジャンルは同じなのですが、商品名が異なったものを扱っています。
約3か月ほどして、この2つのサイトは狙ったキーワードでTOP10入りし、その後もう半年、つまりサイトをアップし始めてから半年ほどで、両サイトともTOP3に定着するようになりました。
ここまでは、非常に満足のいく結果だったのですが、そこから3か月後、予期せぬ事態が起こりました。
全く同じ施策をしているサイトのうち、片方のサイトだけが大きく検索順位を落としたのです。いくつか順位が落ちる原因の予想は付いたのですが、それなら2つとも同じように落ちれば納得がいくのですが、片方だけ検索順位が落ちてしまうのは腑に落ちない感じでした。
ちなみに、この検索順位の落ち方はTDP(トップダウンペナルティ)に非常に似た感じでした。
そこから、サイト内のSEO対策を強化し、ページ数を数ページ追加し様子を見ました。勿論その間も少しずつ被リンク数は伸ばしていきました。
すると、最近になって検索順位を大きく落としていたサイトが元の順位まで一気に戻ったのです。
検索エンジンのアルドリズムの気まぐれか、それとも何かしらのペナルティが解除されたのかは分かりませんが、ひとまず安心といったところです。
ちなみに、考えられる検索順位下落の原因は以下の通りです。
- TOPページに被リンクが多めの割合で供給されていた。
- アフィリエイトサイトであるためナチュラルリンクは期待できないため、自作自演のリンクに頼っていた。
- 継続的な割合で被リンク数が伸びていなかった。
- 被リンク元のIPが分散しきれていなかった。
- 内部ページが十分にクロスリンクされていなかった。
- ページの文章量が少なかった。
- アルゴリズムの気まぐれ
原因として濃厚なのが、①③⑤⑥です。
②はアフィリエイトをもし、商品名やブランド名で行う場合は当然の施策であると思います。わざわざアフィリエイトサイトにリンクを供給してくれる人は、非常に数少ないと思いますので。
また、自作自演でもしっかりと上位表示しているアフィリエイターは数多くいます。
④は私はあまり気にしていません。
⑦に関してですが、なくはない話だと思います。つまり順位下落したサイトのパワーがまだ不安定の状態で、うまい具合に検索エンジンの期限を損ねたという感じです。
検索順位で上位表示を狙う際には、検索エンジンを気にしなければいけません。しかし、検索エンジンを完全に理解することは不可能だと思います。有効な方法は思いつくのですが、アフィリエイトで収益を伸ばす際には、なかなか真っ当な方法では順位を向上させることが出来ません。もちろん取り組むジャンルやサイトの性質にもよりますが。
ちなみに、法人のクライアントに提供するサイトの施策は、アフィリエイトサイトの施策とは異なった施策をするため、順位を大きく下げたりすることはありません。真っ当な施策しか行わないためです。ご心配なく。