WEBコンサルティングをしていて感じることですが、クライアントの中にはお金の使い方がいまいち上手にできない方がいます。
そこで今回はネットにおけるお金の使い方についてお話ししたいと思います。
はじめに
まず、サイトを利用して収益を出すのであれば、基本はサイトの質を高めることが重要となってきます。
多くの人の共感を得て、情報を与え、さらに購買意欲を高めるような作り。
これらすべてが上手くできているのであれば、サイトにお金を投入する必要性はありません。
でも、それらが上手くいっていないからこそ、サイトに対してお金を使うのです。
何のために使うのか?
分かりやすく説明します。
私がネットでお金を使うとするのであれば以下の通りです。
- ドメイン・サーバー費
- 外注費(記事作成)
- デザイン費
- プログラム費
- PPC広告費
- ディレクトリ登録費
大まかに分けるとこの6つでしょう。
この中で良く投資するのは「1、2、3」です。
この3つで、サイトのデザイン性を高め、質を充実することでユーザーに有益なコンテンツを流すとともに、離脱率を防ぐことが出来ます。
それにより、成約率も高まります。
肝心なのはここから
肝心なのはここからです。
- プログラム費
- PPC広告費
- ディレクトリ登録費
サイトの性質上、もし必要であればプログラムを外注します。ユーザビリティーが向上すると分かっているのであれば、先行投資する必要があります。
しかし、特別な場合を除いては「プログラム費」はかけません。
PPC広告費
実は今回の記事の中心となるのがPPC広告です。
設定した検索キーワードで検索されたときに、自然検索結果よりも優先されて表示されるインターネット広告です。
多くの方が目にしたことがあると思いますが、「スポンサード広告」みたいな感じで、何か検索したときに真っ先に目に飛び込んでくる広告です。
これは、自分でキーワードを設定でき、地域も設定でき、時間も設定できるといった非常に効果の高いサービスです。
このPPC広告を上手く活用することが出来れば、サイトがSEOに弱かったとしても広告からユーザーを呼び込み、利益を上げることが出来ます。
どんな商売に最適なのか?
PPC広告に最適なビジネスとしては、一人のお客からの売り上げが高めな商売がまず挙げられます。
広告費をかけるわけですから、広告費以上のリターンがないと商売が成り立ちません。
また、すぐにどうにかしなければいけないようなビジネスを展開している方にも有効でしょう。何の告知もなく突然起こり、何とか対処しなければいけないようなビジネスです。
たとえば、ガラス屋さん。
突然ガラスが割れてしまった。すぐに直さなければいけない。でも知り合いのガラス屋がいない。
そんな時あなたならどうしますか?
私ならネットですぐに検索します。すぐに直してもらいたいから表示された一番上の広告を押すかもしれません。
そういった行動をとるのは私だけではないはずなのです。そういったお客さんがいると簡単に推測できるので、こういった業種の方はPPC広告をやっていたほうが良いのです。
でも現実問題は・・・
でも現実問題として、PPC広告にお金を投資する方はまだまだ少ないのが現状です。
では、どこに投資しているのかというと、道路横の看板や新聞広告、電柱広告やテレビCM等です。
お金が余っているのであれば経費としてこれらを活用することは良いと思います。でも、今回例に挙げたガラス屋さんのように、「突然発生する+対応しなければいけない」といった商売をされている方は、道路横に看板を設置しても意味がありません。
まだ、新聞広告をユーザーが覚えていれば調べるかもしれませんが、そこまで現代人は暇じゃありません。すぐに答えを求めます。
そのため、ネット検索をします。
昔と今は違う
一昔前であれば、上記した広告方法が有効だったかもしれません。でも、インターネットが始まってから、広告形態は変わってきました。
時代の流れがあるように、広告業界の流れもあります。
是非、有効な場所に広告費を投じていただきたいものです。